はじめに:「良いサービスなのに売れない」理由は“設計”かもしれない
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内容には自信があるのに売れない
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見積もりで止まる、問い合わせで終わる
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サービスが分かりづらいと言われる
 
それ、サービスの「中身」ではなく、「設計」に問題があるのかもしれません。
実は、どんなに素晴らしいノウハウやスキルがあっても、
“選ばれるサービス”として伝わらなければ売れません。
この記事では、Webを使ってサービスを販売している個人や小さな会社が、
売れる仕組みに変えるための「商品設計の見直しポイント」を5つご紹介します。
1. 誰の、どんな悩みを解決するのかが明確か?
❌ よくある失敗例:
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「個人の方も法人の方も対応します」
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「どんなお悩みでもお気軽にどうぞ」
 
👉 伝わるようで、誰にも響いていません。
✅ 見直しポイント:
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ペルソナを具体的に設定する
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「こんな人におすすめです」の一文を入れる
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「その人が検索しそうな悩み言語」を使う
 
💬 例:
NG:「SNSサポートプラン」
OK:「Instagramを頑張ってるけど、投稿が売上につながらない女性起業家さんへ」
2. 1サービス1目的になっているか?
❌ よくある失敗例:
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「集客も発信もブランディングも全部見ます」
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「1回のセッションで全部解決します」
 
👉 多機能すぎて、何を頼めばいいのか分からない。
✅ 見直しポイント:
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1つの商品には1つの“成果ゴール”を設定する
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機能や内容ではなく「得られる未来」で整理する
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分けられる場合は「メニュー化」する
 
💬 例:
OKメニュー例:
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ステップ①:「コンセプト設計セッション」
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ステップ②:「SNSプロフィール添削プラン」
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ステップ③:「LP導線改善サポート」
 
3. 「買う理由」がちゃんと用意されているか?
❌ よくある失敗例:
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「お気軽にご相談ください」しか書いていない
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価格だけ書いてあって“決め手”がない
 
✅ 見直しポイント:
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Before → Afterが見えるようにする
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事例・実績・お客様の声を入れる
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「自分でもいけそう」と思える“購入理由”を提示
 
💬 例:
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Before→After:「Instagramの保存数が1→30件になりました」
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導線例:「よくあるご相談」「3ヶ月後の未来」などを見せると購入率UP
 
4. 価格と価値が釣り合っているか?
❌ よくある失敗例:
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安すぎて「本当に大丈夫?」と思われている
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高いのに「なぜ高いのか」が説明されていない
 
✅ 見直しポイント:
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数値で比較:時間削減/売上UP/リスク回避など
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価格の内訳・サポート内容を可視化
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ベネフィットとセットで表現
 
💬 例:
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✕「3回セッション:50,000円」
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○「【3回/1ヶ月】“行き詰まり”を突破する行動計画を一緒に設計するサポート:50,000円(事前ヒアリング+期間中LINE相談つき)」
 
5. 申し込みまでの導線がシンプルか?
❌ よくある失敗例:
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複数ページをまたがないと申し込みできない
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問い合わせフォームしかない
 
✅ 見直しポイント:
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Webページに「このサービスはどこで申し込むのか」を明示
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LINE予約・Calendly・Googleフォームなどを活用して即申し込みを可能に
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CTA(行動ボタン)はスクロールごとに設置するのが理想
 
💬 例:
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✅「今すぐ無料相談を予約する」ボタン(その場で日程が選べる)
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✅「お申し込みはこちら」→Googleフォームにジャンプ
 
まとめ:「サービスの中身」より「どう伝えるか」が変化の鍵
良いサービス=売れるサービスではありません。
売れるサービスとは、**“伝わる形で設計されているサービス”**です。
✅ 5つのチェック項目まとめ
| チェック項目 | YES/NO | 
|---|---|
| 誰の悩みを解決するかが明確か? | □ | 
| 1つのサービスに1つの成果ゴールがあるか? | □ | 
| Before→Afterが伝わる設計になっているか? | □ | 
| 価格に“理由”が添えられているか? | □ | 
| お申し込みまでの導線が1クリック以内か? | □ |